iOS機器でZoomミーティングに参加していると、こちら側では操作しているiOS機器のVoiceOverの音声は聞こえるにも関わらず、ZoomでiOS機器から「共有」を行っても、iOS機器の画面は共有できるものの、VoiceOverの音声は共有できない、ということがここのところの悩みの種でした。
Zoomの機能をいろいろと調べてみると、Zoomはオンライン会議に特化したシステムで、周囲が多少ざわついていても会議ができるように「ノイズキャンセリング機能」が装備されているとのことでした。
【音質向上】オンラインレッスンで使うZoomの設定を見直そう | edy-classic
https://edyclassic.com/8112/
によると、
Zoomの音声処理機能(ノイズキャンセリング機能)として、
1.連続的な背景雑音(ノイズ)の抑制
2.断続的な背景雑音(ノイズ)の抑制
などがあるということでした。
VoiceOverの共有が行えないのは、もしかするとこの「ノイズキャンセリング機能」が働いているせいかもしれないと考え、「ノイズキャンセリング機能」を介さずにZoomに音声を入力する方法を調べてみました。
ZOOMの音声設定方法 | クロマチックハーモニカ教室 北村サユリ(京都・オンライン・個人・グループ)
https://www.sayuri-harm.jp/lesson/online/zoom-sound/
には、Zoomの「ノイズキャンセリング機能」を介さずに、マイクで拾った音声(オリジナル音声)をZoomのシステムに入力するための設定方法が説明されていました。
なお、このサイトの説明で、
通話がはじまってから行う作業(毎回)
1.通話中に画面をタップすると下にアイコンがあらわれるので、画面右下の「…」をタップする。
となっていますが、今回利用したiPhoneの画面右下には、「…」という印の下に「詳細」という文字が表示されていて、その部分は、VoiceOverでは、「詳細」と読み上げられました。
「オリジナル音声を使用」する設定に変更してzoomミーティングを行ったところ、ミーティング中にVoiceOverの音声も聞こえてきました。
そのため、iOS画面の共有をあえて行わなくとも、VoiceOverの音声が聞こえるので、相手側のiOS機器の状態は想像することができました。
iOS機器からの画面共有を加えれば、参加者の iOS機器の状態をさらに具体的に把握できると思います。
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