2018年4月15日日曜日

スマート家電コントローラの使用レポート

家電をリモコンで操作する時、リモコンがいつもの場所に無くて見つからなかったり、上下が逆だったり、その家電の電源が入っているのに気づかず、また電源ボタンを押してしまい電源をオフにしてしまったりと、イライラする事が少なくありませんでした。

そんなワガママなイライラを解消しようと、

スマート家電コントローラ RS-WFIREX3[RATOC Systems]
http://www.ratocsystems.com/products/subpage/smartphone/wfirex3_tokutyo.html

を使ってみることにしました。

1.初期セットアップ
Wi-Fi設定等は、簡単設定機能が有るため本体裏面のQRコードを読み取り、Wi-Fiパスワードを入力するだけで、簡単に行う事が出来ました。
家電リモコンの専用アプリもVoiceOverで十分読み上げてくれました。
また、Webマニュアルもちょっとしつこいぐらいの内容でしたが、PDFをテキストに変換して、ほぼ問題なく読むことができました。

2.スマートフォンからのリモコン操作
まず手始めに、キッチンのテレビリモコンをスマートフォンで操作してみることにしました。
専用アプリのリモコン追加の画面を開き、あらかじめ登録されているメーカーと機種を選ぶだけで完了なのですが、我が家のキッチンのテレビは古いので登録されていませんでした。
学習操作をしないとダメかなと思いましたが、メーカー別に汎用リモコンという選択肢があったので、試して見ると操作することができました。
登録をする時は、テストモードに入り、テスト操作を行ってうまく操作できない場合はすぐに、登録をやり直せるので、なかなかいい感じでした。

「スマート家電コントローラ RS-WFIREX3」には、

■有効距離20m、水平方向に360度届く赤外線
赤外線の有効範囲は、水平方向 最大360度、垂直方向 最大180度、距離は最大20m※。赤外線飛距離は従来比2倍にアップ。
※家電製品(受信側)の性能により異なります。
本製品は広範囲に赤外線が行き渡るよう、見通しのよい場所に設置します。スマホでリモコン操作時は、赤外線リモコンのように家電の方に向ける必要はありません。

という特徴があります。
ということで、テレビの操作は、リモコンを探したり、リモコンをテレビの方向に向けたりしなくとも、どこからでもスマートフォンを利用して操作できるようになりました。

3,AIスピーカーからの操作
続いて、ボイスコマンドでテレビを操作してみる事にしました。
「スマート家電コントローラ RS-WFIREX3」は、Amazon EchoとGoogle Homeに対応していますので、我が家のGoogle Homeで試してみることにしました。

設定は、画面のガイドにそって操作していけば完了します。
アプリで作成したリモコンを選択してクラウドに登録し、あらかじめクラウドに登録しているメールアドレスとパスワードをGoogle Homeでリンクするだけです。
このリンクの登録は初回のみで、アドレス変更した時は再度必要となります。

リンクも成功したので、さっそく話しかけることにしました。
Google Homeに「家電リモコンにつないで」と呼びかけると、
「どの家電を操作しますか?」
と返事がありますので答えていきますが、これでは、テレビをつけるだけでもイライラしてしまいます。

「スマート家電コントローラ RS-WFIREX3」の説明によると、

Googleアシスタント対応スピーカーではよく使う操作をショートカットに登録し、「OK Google、○○テレビに変えて」など好みのワードで動作させることが可能です。

とあります。

「家電リモコンを使って、テレビをつけて。」と呼びかけてもいいのですが、直感的に音声で操作するには「ショートカット」を地道に設定していくしか無さそうです。

それみ加え、スマートフォンからの操作に比べて、反応が遅く、「感覚的には「…どうした?…オン!テレビをつけました。」といった具合です。
反応が遅いのはクラウド経由での処理のためと思うので、仕方ないかもと思います。
外出先からの操作であれば、これでも問題はないですが、将来の改善に期待です。

「スマート家電コントローラ RS-WFIREX3」の説明によると、他にリモコンの学習機能やオリジナルリモコンの作成、本体に内蔵している輝度センサー、温度センサーなどのデータを見る事ができるのでまだまだ、遊べそうです。

価格は6,872円とGoogle Home mini(5,980円)より高額ですが、それは個人の価値観でしょうね。

2018年4月11日水曜日

【PC-Talkerユーザー向け】LINEをPCブラウザ(Chrome版)で使う

LINE をパソコン(PC)で利用するには、

a.PC版 LINE を利用する
b.Google Chromeブラウザの LINE の拡張機能を利用する

といった方法があります。

しかし、a.の「PC版 LINE を利用する方法」の場合、PC-Talker では、画面をうまく読み上げてはくれませんので、利用は困難です。
ここでは、b.の「Google Chromeブラウザの LINE の拡張機能を利用する方法」について説明します。

「PC版 LINE を利用する方法」については、

PC(パソコン)版LINEの使い方まとめ!パソコンでLINEが更に便利に! | Aprico
https://aprico-media.com/posts/1064

をご参照ください。

【Google Chromeブラウザの LINE の拡張機能を利用する】

1.Google Chrome ブラウザをインストールする
1-1.以下のページの「Chrome をダウンロード」というリンクから 「ChromeSetup.exe」という Windows 用の Google Chrome のセットアップファイルをダウンロードします。

https://www.google.co.jp/chrome/?brand=CHBD&gclid=Cj0KEQjww7zHBRCToPSj_c_WjZIBEiQAj8il5CNmA5bz2GCe6sbtjI23VLZVsbF6Yn8VtK8hnG7KQXQaAjOf8P8HAQ#

1-2.ダウンロードした「ChromeSetup.exe」を実行し、Google Chrome をインストールします。

2.Google Chrome に拡張機能「LINE」を追加する
2-1.Google Chrome で LINE を使うには、Googleアカウントにログインした状態で以下のリンクからGoogle Chrome版の LINE を Google Chrome に追加します。
以下のリンクは、必ず Google Chrome で開いてください。

Google Chrome版LINEを追加する
https://chrome.google.com/webstore/detail/line/menkifleemblimdogmoihpfopnplikde

表示された詳細画面の右上にある「+Chrome に追加」をクリックします。

2-2.「LINEを追加しますか?」というメッセージが表示されますので、アクセス権限を確認した上で「拡張機能を追加」をクリックします。
上記操作を行うと、Google Chrome の画面の右上の拡張機能リストには、「LINE」の拡張機能が追加されます。

3.Google Chrome版LINEの登録と使い方
ここでは、利用中のLINEアカウントでGoogle Chrome版LINEにログインする手順を紹介します。

Google Chrome版LINEでは、2016年8月よりLINEの新規アカウント作成も可能になりました。
LIMEアカウントを新規に作成する場合には、

アカウントを新規作成する場合
http://appllio.com/line-pc-chrome-browser#h3_1

をご参照ください。

3-1.利用中のLINEアカウントでログインする
利用中のLINEアカウントがある場合、「メールアドレス」「QRコード」「電話番号」のいずれかでログインをおこないます。
ここでは、メールアドレスによるログイン手順を紹介します。

3-2.Google Chrome版LINEを起動する
まず、Google Chromeを起動して、Ctrl+l、あるいは、Alt+d、 あるいは、F6 のいずれかのキーを押してアドレスバーに移動します。

次に、下矢印キーを押して行って、使用できる拡張機能を表示し、LINEという項目にカーソルを合わせて、マウスの左クリックに対応するキー操作、
Ctrl + Alt + @
を行ってLINEを開きます。

3-3.初回のログイン
通常はメールアドレスとパスワードでログインできますが、初回のみ、スマートフォンを使用した「本人確認」が必要となります。

ログイン画面が表示されたら、スマートフォン版LINEアプリで登録してあるメールアドレスとパスワードを入力してログインします。

初回のログイン時には、6ケタの認証番号がPCの画面に表示されます。
普段利用しているスマートフォンのLINEアプリを起動すると、その認証番号の入力を促す認証画面が表示されていますので、そこにPCの画面に表示されている6ケタの認証番号を入力し(入力は3分以内に行う必要があります)、「本人確認」ボタンをダブルタップします。

以上の操作で、友だちリストやトーク履歴などが同期され、Google Chrome版LINEをを利用する準備が整います。

連絡したい友だちのアイコンをクリックして、トークが利用できます。
テキストメッセージやスタンプだけでなく、写真や動画データ、PDFなど文書ファイルの送受信も行えるようになります。

ただし、通話、絵文字、アルバム・ノート、タイムラインなどの機能は利用できませんのでご注意ください。

2018年4月1日日曜日

GoogleのAIスピーカー Google Homeの使用レポート

Google Home を入手して一か月ちょっと。

その間、Google Home を利用してみて便利に感じた点などをレポートしていきます。

{時刻の確認}
「今何時」と聞くと時刻を教えてくれます。
時計が見えないので、一番良く聞く事です。

{タイマー}
パスタの時間とかカップ麺などを音声でセットして使っています。

{天気}
「今日の○○の天気は」と聞くと気温や天気を教えてくれます。
おなじみのフレーズですが、
「今日の夕方傘いる?」とか色々アレンジ可能です。

{スケジュール}
「今日の予定は?」とか「○月○日の予定は?」と聞くと予定を言ってくれます。
ただし、予定の入力はPCや携帯からの入力が必要で、まだ、音声入力は出来ません。
Google Home は、個人の音声を覚える機能(Voice Match)があり、他の人が聞いても個人のスケジュールは読み上げないように出来ます。
内緒のスケジュールが有る人はお勧めです 笑。

Google Home で Voice Match を設定する - Google Home ヘルプ
https://support.google.com/googlehome/answer/7323910?hl=ja

{メモ機能}
「○○と覚えて」と言うと音声を変換して覚えてくれます。
呼び出しは「何を覚えてる?」と聞くと覚えた日時と内容を教えてくれます。
電話とかなどで、ちょっとめもりたい時に使っています。
ただし、ボイスメモのように肉声はめもりません。
そのほか、ショッピングリストという買い物めもも有ります。

{経路検索}
「○に行きたい」と聞くと、
「○駅まで徒歩何分の○線に乗って乗り換え何回で何分が最適です。」と教えてくれます。ただし、乗り換えの詳細は教えてくれません。

{電車の運行状況}
「電車動いてる?」と聞くと路線名を聞かれるので、○○線と言うとその線の運行状況を教えてくれます。
場合によっては「現状、対応していない路線です。順次対応していきます。」と言われる事もあります。
都内の路線は殆ど対応しているようで世田谷線も答えてくれました。

{音楽}
SPOTIFYの無料のアプリをリンクして聞いています。
洋楽が好きな人はお勧めです。
また、森の音とか海の音とかリラックスする環境音を流す事も出来ます。
各部屋のグーグルホームで音楽を同期して再生も可能です。
ホームパーティなどの時はおしゃれですめ。
残念ながらうちは狭いのであまり意味ないですが…。
各部屋を指定して音楽を流す操作も可能です。
たとえば朝、子供部屋に大きな音で音楽をかけて起こす事も…笑。

{リマインダ}
スケジュールの入力に時間が無い時に替わりに使っています。
リマインダは音声入力が可能です。
「○○リマインダ」と言うと、日時を聞かれるので日時を言えば登録してくれます。

{料理レシピ}
クックパッドにつないで
と呼びかけると、
クックパッドへようこそ 材料から今日作る料理のヒントが得られます 使いたい材料を1つ教えてください。
と返答がありますので、使いたい材料を一つ伝えると、その材料を使ったレシピをクックパッドのデータベースから提案してくれます。
ただし、この機能を利用するためには、クックパッドアプリとのアカウント連携が必要となります。詳しくは、
Google Homeに「Googleアカウントとリンクしてください」と言われたら?
https://smarthacks.jp/mag/25406
をご参照ください。

まだまだ、計算、換算、占い、豆知識、リモコンなど色々できます。
また、別のソフトをリンクする事でSNSやメールなど機能限定で操作する事も可能です。

短期間ですが、色々いじってみての感想は、AIスピーカーは視覚や身体に障害を持つ人には便利な物だと思いました。

AIスピーカーには Google Home 以外にも、Amazon Echo、LINEのClova(クローバ)、AppleのHomePod(日本未発売)などがありますが、それぞれの特徴を生かしながらどの様に進化していくのか楽しみです。

【参考サイト】

【Google Homeでできること】全310個のGoogle Assistantアプリ一覧
https://smarthacks.jp/db/ai/google/

【Amazon Echoでできること】全656個のAlexaスキル一覧
https://smarthacks.jp/db/ai/alexa/

Clovaのスキル | Clova公式サイト
https://clova.line.me/clova-ai/